それまでは機種変更のたびにショップでアドレス帳などの移転をしてもらっていましたが、今回は携帯会社のオンラインショップで購入・手続きをしたため、自分でアドレス帳を移さなければなりません。
実店舗では自動的に全連絡先が移されるため、時々見直して不要な連絡先を消去していましたが、しばらく手をつけないでいたらかなりの数になっていました。
今回自分で行うのをいい機会に、連絡先をすべてチェックして要不要を判断することにしました。
絶対に必要な連絡先
まず最初に絶対に必要な連絡先を移しました。
- 家族
- 親戚
- 頻繁に連絡を取り合う友人
- いつか連絡するかもしれない
- もし連絡が来たら、アドレス帳になければ誰だかわからないかもしれない
- 本当にこの人の連絡先を削除しても大丈夫?
- せっかくつながっているのに、わざわざ切ることはないんじゃないの?
親戚は日ごろはそれほど連絡を取っていず、年賀状のやり取りだけの人もいます。
それでも私自身が50代半ばとなり、いとこたちも同年代かもっと上。
叔父叔母たちは70代〜80代です。
嬉しくはない連絡がくることもそう先のことではないでしょうし、こちらからする可能性も大です。

頻繁に連絡を取り合う友人たちは、近くに住む人が多いです。
結婚や引っ越しなどで暮らす環境が変化するたびに、密に連絡する人が変わってきています。
いつの間にかたまっていく連絡先
生活環境が変わるたびに人間関係も変わっていきます。
過去の人間関係がなくなるわけではないので、アドレス帳には連絡先が増えていくのは当然のこと。
でもまた変化していく暮らしのスタイルや人間関係。
関係性が変わっても、薄れてもアドレスが消去できないのはなぜ???
連絡先の「いつか使うかも」はものを所有するときと同じ心理

消去するための理由がないと削除しにくい心理があると思います。
いつか連絡するっていつ?
いつか連絡が来るかもしれないって連絡がほしい関係なの?
直近で連絡したり連絡が来たりしたのはいつ?
そんなことを考え、自分の人間関係を客観的に見つめ直すと、思いのほかすんなりと消去できる連絡先が見えてきます。
いつか使うかもしれないとものを何となくとっておくのと同じ心境でしょう。
連絡先の中に過ごした思い出までも感じてしまう

後生大事にとっておいたのは息子たちの中高時代のママ友関係、保護者関係の連絡先。
息子は2人とも一貫校でしたから、それぞれの6年間に集まった連絡先は膨大なものです。
役員をしていたり、趣味のPTAサークルに入っていた関係で増えたりしたものもあります。
そこには関係性だけではなく、息子たちの子育ての日々や思い出までも入っているように感じていました。
しかしそれぞれが卒業して7〜8年近くになります。
その間連絡を取り合ったのはごく限られた人たちだけ。
思い出と連絡先とは別ものです。
必要な連絡先だけで日常生活は成り立つもの。
思い出は自分の中に取っておくもの。
元の携帯の連絡先を整理・断捨離
連絡先を新しい携帯に移す前に、元の携帯の連絡先を整理・断捨離しました。
すべてを移してから整理するよりもラクだからです。
念のためにmicroSDカードに保存してからにしました。
生活環境が変わって増えていく連絡先もある
この春より義父を呼び寄せて、同居・介護生活をしています。
その関係で増えた連絡先が多くあります。
今の私の生活の中で、かなり重要な位置を占める連絡先です。
反対に母が実家で在宅介護状態だったときの連絡先は消去しました。
もう使うことのないデイサービス施設の連絡先などです。
まとめ
【断捨離】というと身の回りの持ちもの、実際に目に見え手に取ることのできるものが対象になりがちかと思います。
目の前のものが減っていく達成感、収納しやすくなるスッキリ感などが実感できますし、少しずつでも続けていこうと思えるのかもしれません。
デジタル関連の断捨離は、目の前にものがあるわけでもないし邪魔になるわけでもないため、後回しにしがちでしょう。
それでもいつまでもそのままでいいわけではありません。
そんな個人的なものを遺されても、家族は困ってしまいますから。

機種変更時だけでなく、日ごろから少しずつ整理・断捨離をしていくと時間もかからず負担感もありません。
グループ分けをしている方も多いでしょうから、グループごとに少しずつやってみるのもいいのではないでしょうか。
場合によってはグループそのものを削除することになることもあるかもしれません。
小さな断捨離ですが意外とスッキリするものですよ。
おすすめします。
断捨離ランキング
片付け・収納(個人)ランキング