実家から遠く離れて暮らしていた私は、母の死の数日前から父の施設入居まで、約1か月間父と暮らす時間がありました。その間ぼちぼちと片付けをしましたが、その後は妹たちにすべてを任せました。
当時はコロナ禍真っ最中。まだまだ感染が恐れられていたころでした。「来なくていいよ」「来ちゃだめだよ」と言ってくれたので、その言葉に甘えたわけです。
片付けをすればごみが大量に出ます。実家の片付けの際のごみの処分の仕方や、先日亡くなった義父の家の片付け、ごみの処分方法などについて書いていきます。
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ごみの処分の仕方は自治体によって異なる
両親が住んでいた自治体では、粗大ごみは申込制で有料です。ちなみに私が住む市では、月に1回の収集ですが無料です。
実家の片付けでは、徒歩圏内に住む次妹が粗大ごみの申し込みや「粗大ゴミ処理券」の購入、搬出などすべてを担ってくれました。
事前申し込みをしてクリーンセンターへ持ち込む方法もありますが(粗大ごみのみでその他のごみは不可)、次妹は車を持たないため、その方法を取らずに家の外の指定場所へ。
粗大ごみだけでなく、可燃ごみや不燃ごみの日には朝早くに実家へ行きごみ出しを。一度に済むことではないので大変だったと思います。
亡くなった義父の家がある市では、同じようにクリーンセンターへの持ち込みが可能ですが、粗大ごみだけでなく可燃ごみや不燃ごみも有料で持ち込むことができます。ただし市内から出たごみであることを証明する身分証明書や公共料金の領収書など住所を確認できるものが必要です。
家の処分の際に引き取ってもらう方法も
両親が住んでいた家とは別に、父はマンションを所有しています。今はだれも住んでいませんが、家具や家電などはそのままになっています。
施設に入居する前に売ってしまいたいと父が言ったので、数社の不動産会社に問い合わせました。その中の1社は、家具など大きなものはそのままでも構わない、こちらで処分することもできる、という話でした。
様々な事情からそのときには売却しませんでしたが、いずれは処分しなければならない不動産です。その際には先の不動産会社に依頼しようと考えています。
というのも、マンションのある自治体ではごみの持ち込み処分はしていないからです。可燃ごみや不燃ごみは地域で決められた日に出す必要がありますし、粗大ごみは事前申し込みの上での戸別回収です。
ごみの日に合わせて私たちが通うことは難しいですから、お金がかかっても業者にお願いしようと妹たちと話しています。
一時的に大量に出たごみを収集するサービス
私が住む自治体では、引っ越しや大掃除、遺品整理や実家の片付けなどで大量に出たごみを有料で収集するサービスが始まりました。自宅の近くまで(収集車が入れるところまで)来てくれるそうです。
収集の際には立会いと本人確認書類が必要とのこと。出しておけば収集してくれるわけではないようです。
料金は車両の大きさによって異なりますが、軽トラックで5,000円、2トントラックで9,000円だそうです。市のHPには車両の大きさや例として積んだときの写真があるので、イメージしやすくなっています。
いまのところ自宅ではこのサービスを使う予定はないですが、「親の家の片付け」はあちこちで耳にしますから、必要なサービスだと思います。
普通の粗大ごみに大量に出されるよりも、完全予約制なら作業効率もいいでしょうし、有料かつ立会いも必要となると、責任をもってごみを出すことにつながるでしょう。
おわりに
亡くなった義父の家は、自宅から遠距離にあるため頻繁に通って片付けをすることができません。何よりも夫が動いてくれないことにはどうにもならないです。夫は一人っ子ですから、私たちしか片付ける人はいません。
仕事が忙しいとはいえどうにかしないと、と夫に声がけはしていますが、なかなか・・・。用事があって行ったときにぼちぼちと片づけている状態です。
私ができることは情報を集めておくこと。ごみの持ち込み処分についても不明点があったため、先日電話でクリーンセンターに確認したところです。
そして私たちが亡くなった後に息子たちが困らない程度に、自宅の片付けも進めていかなければなりません。
核家族が増えてくると、片付けなければならない家も増えてくるので、親の家の片付けをしなければならない人は多いことでしょう。体力、気力のあるうちにやってしまわなくては!
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