家事は得意な方ではありません。
小学校低学年のころは「お手伝い」ということをしていましたが、中学受験塾に通うようになってからはそんな時間も取れず。
中高時代は部活だ勉強だと疲れ果て、家にいるときは寝ている姿ばかり見させられてきました(笑)。
今さら・・・ですが、何かいい本はないかと聞かれたので、ちょうど生協のカタログに載っていた「13歳からの家事のきほん46」という本を購入してみました。
目次
・13歳でなくても
・名もなき家事
・家事の工夫は基礎があってこそ
・まとめ
13歳でなくても
内容はタイトルどおり家事の基本的な事柄が書かれています。
掃除、片付け、洗濯、時間使い、料理、裁縫と6テーマに分かれて家事に必要な初心者向けの生活の知恵が。
「13歳からの・・・」とはいっても13歳からだけでなく、この春から親元を離れて暮らす学生さんや、就職で一人暮らしを始める社会人、家庭を持ったばかりの新婚さん夫婦にも使える本だと思いました。
家事はバッチリ!という若い方には物足りないかとは思いますが、自己流できちんと教わった記憶がない方なら、改めて学ぶには適している本です。
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名もなき家事
息子夫婦の会話を聞いていると、家事の中にそれぞれ得意不得意があり、お互いにカバーし合いながら生活しているようです。
それでも自慢げに
「僕、ゴミ出ししてるよ」という息子に
「ゴミをまとめてるのは誰?まとめてあるゴミを出しに行くだけなら小学生でもできるわ!」と思わず叫んでしまいました。
ハッと気づくと、いつも家を出るときにゴミを出してくれている夫の姿が・・・。
いえいえ、あなたのことではありません(^^;
最近ネットで【名もなき家事】という言葉を見かけました。
掃除や洗濯、料理といった家事のカテゴリーに分けることができない家事のことです。
先ほどのゴミ出しに関していえば、ゴミをまとめてゴミの日に出せるようにしたり、ゴミ箱を洗ったりゴミ袋をセットしたりといったものが【名もなき家事】に当たります。
こういったことに気づかないうちは、息子もまだまだ家事をしているとは言えませんね。
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家事の工夫は基礎があってこそ
「13歳からの家事のきほん46」前書きに
家事に正解はありません。
・・・・・・・・・・・
家事は、それぞれの家庭の「生活の知恵の結集」です。
という言葉がありました。
それぞれの家庭で、そこに暮らす人やライフスタイルによって、いくつもの家事の形があるはずです。
夫婦を考えてみても夫と妻とで違う家庭で育ち、そこでの家事の仕方をある人はきちんと学び、ある人は見よう見まねで学んでいます。
気づかないうちに身につけている家事の仕方や工夫もあるでしょう。
別々の学びをしてきた者同士が暮らしていけば、掃除にしても洗濯にしても相手のやり方に驚くことがあるかもしれません。
逆に学ぶこともあるでしょう。
そうやって暮らしていくうちに、またその家庭での家事の仕方や工夫が出来上がっていくはずです。
とはいえ、基礎があるからこそ自分なりのその家なりのやり方に応用ができるものだと思います。
まずは基礎を身につけることが大事ですね。
この部分を息子には強調したいです。
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まとめ
長男とは異なり、次男はもともと家事に興味のある子どもでした。
私のやり方をよく見ていましたし
「どうやるの?」とよく聞くタイプでした。
大学入学と同時に一人暮らしを始めたので、その後も少しずつ自分のやり方が身についてきているようです。
やはり一人暮らしを経験するということは、人生の中で大事な時間なのかもしれません。
長男に家事をきちんと教えてこなかった反省を込めて、この本をプレゼントするつもりです。
「13歳からの」という文字が気にならないよう、私なりに説明を加えて(笑)。
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