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50代でリフォームしましたので、歳をとった近い将来のことも考えて設備などを選びました。
手すりについてもリフォームと同時に設置してしまえば後々ラクかと考えましたが、結果的に付けたのは浴槽脇のみ。
トイレには付けませんでした。
その理由と、義父の介護で手すりが必要になった現在のトイレについて記します。
浴室内の手すり
浴室内の手すりは浴槽脇のみに設置しました。
シャワー付近に手すりを設置しなかった理由について、「シャワーフック付きのスライドバーは手すりではない」という記事に書いています。
手すりの素材については、樹脂の方がすべらないというアドバイスをリフォームの際に受けました。
樹脂製よりも金属製の手すりの方が見栄えはよいです。
でも手すりを付けるなら見栄えよりも、「なぜ付けるのか」の観点の方が大事です。
「手すりを付ける」のは、ふらつきなどの心配があってその必要性があるからです。
TOTOショールームでは、「手すりは後付けでも強度には問題ない」と言われました。
トイレ内の手すり
リフォームの際にトイレ内に手すりは付けませんでした。
理由は
- トイレが狭く手すりが邪魔になる
- 今は手すりの必要がない
の2点です。
現在必要ないのに手すりを付けると、トイレがますます狭くなります。
トイレは毎日何度も使うスペース。
さらに狭くなることで、ストレスを増やす必要はないと考えました。
介護という必要性が出てきたときに、適切な手すりを付ける方がいいだろうという結論です。
そのときには介護保険を使うことも可能です。
介護が必要になってからのトイレ内の手すりの実態
2018年4月より、介護が必要になった義父と同居しています。
義父がトイレに手すりがほしいと言い出したのは、同居を開始してしばらく経ってから。
ちょうど要介護認定が下りて、サービスを使い始めたころでした。
手すり1本であってもリフォームとなれば、マンションなので管理組合への届け出が必要です。
介護用品をレンタルしている業者さんにトイレを見てもらったところ、壁付けの手すりではない方がいいでしょうとのアドバイスがありました。
壁付けの手すりは一般的に片側に付けるけれど、麻痺の手がどちらかによって意味をなさなくなるという理由からです。
義父は脳梗塞の後遺症があります。
幸い半身麻痺とはならなかったものの、再発の可能性もあるため今後の麻痺のことも考慮した方がいいという結論になりました。
壁付け以外にトイレ内で使える手すりには、天井と床で支える突っ張り型タイプがあります。
我が家のトイレの構造上、このタイプを設置すると出入りにもトイレ内にもかなりの圧迫感になるのでやめた方がいいとのアドバイス。
義父にも聞き取りを丁寧にしてくださり、手すりがないと全くダメだというわけではなく、トイレで立ったり座ったりするときにちょっと支えになるものがほしいということがわかりました。
現在写真のようなトイレ用フレームを介護保険を使ってレンタルしています。
ほんの少し支えになるものがあるだけで、安心感があると義父は喜んでいます。
まとめ
リフォームをする場合、先のことも考えてついでにやってしまおう!という思いにもかられます。
現在も使うものであれば、機能的で生活上も便利になるので同時期に工事をする価値があるでしょう。
漠然とした不安から今の生活に不要なものまで設置して、生活しづらくなってしまうのは本末転倒です。
リフォームは快適な生活を目指すものだと考えます。
先々どうなるかわからないものの場合、特に介護にからむ場合はそのときになってからでも遅くはありません。
介護の度合いによって使う介護用品も変わってきます。
その状態に一番ふさわしいものを選ぶ方がいいと考えます。
そのような理由から、我が家ではリフォームの際にはトイレに手すりを付けませんでした。
そして「義父の介護」という必要性が生じてから、義父が使いやすいものを設置することで満足しています。
トイレが狭くなった!圧迫感がある!という気持ちもありますけどね。
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