次に必要なのは、銀行との金消契約(金銭消費貸借契約)です。
このときも銀行に出向くことはなく、不動産会社に銀行員が来てくれて契約を行いました。
金消契約(金銭消費貸借契約)とは
金融機関から融資を受ける際に交わす借入契約のことです。
借り入れる金額や期間、金利や返済方法などの条件を確認した上で、金融機関と融資契約を結びます。
契約の際に用意するもの(金融機関からの案内)
- 収入印紙(用意してくれていたので、その分の現金を)
- 売買契約書
- 健康保険被保険者証(本人のみ)(夫の名義で契約)
- 運転免許証
- 実印
- 銀行届出印
- 返済用の通帳
- 現在の住まいの賃貸契約書
ローンの内容
- 借入金額 1400万円
- 借入期間 20年 返済終了時には何歳になるのやら(^^;
- 返済方法 元利均等
- 金利 固定プラン(特約期間終了後に金利見直し)0.49%
元利均等返済と元金均等返済
元利均等返済
毎月の返済額(元金返済額+利息額)が一定の返済方法です。
メリット:返済額が一定なので返済計画が立てやすい
デメリット:元金均等返済に比べて元金の減りが遅く、総支払利息が多くなる
元金均等返済
毎月の返済額のうち元金の返済額を毎月均等にする返済方法です。
メリット:元利均等返済に比べて元金の減りが速く、総支払利息が少なくなる
デメリット:当初の返済負担が大きく、毎月の返済額が異なるため返済計画が立てにくい
どちらが得?
どちらが得かは金額だけでは判断できないと思います。
ライフスタイルによっても異なるでしょう。
我が家はまだしばらく息子たちに教育費がかかるため、元利均等返済にしました。
返済額がはっきりとしている方が、現状に合っていると考えたからです。
金利プラン
契約を結んだ金融機関には、金利プランが3種類ありました。
固定か変動かしか知識がなかったので、パンフレットを見ながらの説明をひとつひとつ理解していくしかありませんでした。
変動プラン
- 利率 半年ごとに見直し
- 返済額 元利均等返済の場合、5年ごとに返済額を見直し
元金均等返済の場合、毎月変わる
固定プラン
- 利率 選択した特約期間中(2年〜30年まで7種類)は一定
- 返済額 特約期間終了時に見直し
※ 特約期間終了まで他の金利プランへの変更や、特約期間の変更はできない
上限プラン
- 利率 半年ごとに見直し
- 返済額 元利均等返済の場合、5年ごとに返済額を見直し
特約期間中は、金利水準が上昇してもあらかじめ設定された上限金利を超えない
元金均等返済の場合、毎月変わる
※ 特約期間終了まで他の金利プランへの変更や、特約期間の変更はできない
この3つのプランは、それぞれ時期は異なりますがプランの変更が可能です。
その時期の金利に照らし合わせて、プランを変更するかそのままで返済を続けるか選べます。
我が家が選んだプランは
この3種類のうち、選択したのは5年の固定プランです。
現在もですが、契約をした2014年当時も金利はかなり低めで、店頭表示金利は2.9%でした。
固定プランの場合、「当初の特約期間の金利を店頭表示金利から2.4%下げる」となっていました。
となると、金利は0.5%になります。
そして、特約期間終了後、残りの期間は店頭表示金利マイナス1.7%となります。
5年後の金利がどうなるかはわかりませんが、過去のデータも見せてもらい、とんでもないほど大きくは変わらないだろうと判断しました。
変わってほしくない・・・が本音ですが(^^;
また、投資信託口座か資産運用総合口座の開設を条件に、さらに0.01%引き下げになり、当初5年間の金利は0.49%となりました。
住宅ローンシュミレーション
年2回のボーナス月にそれぞれ10万円ほどの返済がありますが、月々の返済額は40,000円強です。
地方の中古マンションのため売買価格も借入額もそれほど大きくありません。
そのため、ローンの返済額もあまり大きな負担にならずに済みました。
もちろん低金利だということもあります。
今後の生活の中で経済面を大きく変えたくなかったので、このぐらいのローン返済になったことは予測通りではありましたが助かりました。
中古マンションを探しながら、ネット上で住宅ローンのシュミレーションを何度かしたことがあります。
シュミレーションをすることで、どんなふうに返済していくのかぼんやりと見えてきました。
でも実際には、その時期によって金利は異なります。
各金融機関によって、金利プランも金利の下げ方も異なります。
シュミレーションはあくまでもシュミレーション。
金利を高めに見積もるなどして、余裕を持ったシュミレーションで返済する様子を想像しておいた方がいいかと思います。
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