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数年前に司法書士さんによる相続手続きのセミナーを受講しました。
受講の動機は、高齢の親を抱え断片的な知識しかなく、きちんと情報や知識を整理したかったこと。

その際に例として使われていたのが、誰でも知っているサザエさんの磯野家です。
渡部亜矢著「カツオが磯野家を片づける日」の磯野家が例にされていました。

このときは相続手続きに関してのみでしたが、「カツオが磯野家を片づける日」は片付けパートと相続パートとに分かれています。

親の家の片付けは磯野家のみならず、誰でもがいつかは直面する問題です。
50代の私にとっては、まさに今目の前にしている部分もあれば、今は手がつけられない部分もある大きなテーマとなっています。


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現在の磯野家の状況


家族7人、そしてタマと一緒に住んでいた当時から30年が過ぎ、昭和的団らんの象徴のような平屋住宅は築50年に。

  • 波平 庭へ転げ落ちて盆栽に頭をぶつけて84歳で急死。

  • フネ 80歳 年を重ねていくにつれ掃除が行き届かなくなり、片付けも難しくなってきた中、夫婦二人で暮らしてきた。

  • サザエ 54歳 実家近くに住むものの、コンビニパート勤め(店長代理)で住宅ローンやタラオの留学費用を支えている。

  • マスオ 58歳 勤務先の商社が年俸制になり(実質減給)、家計は火の車。大阪にいる母親が認知症で施設に入り、度々大阪へ帰っている。

  • タラオ 33歳 アメリカの大学院へ進学。

  • カツオ 41歳 電気メーカーの営業職で、長く地方転勤を繰り返してきた。ひと月前に東京本社の係長に昇進し、独身寮へ入居。

  • ワカメ 39歳 外資系企業勤めで、海外出張もこなすキャリアウーマン。3歳と5歳の娘の母で、夫(一人っ子)は中国に単身赴任中。介護サービス会社を利用している義両親宅へも駆けつけなければならないダブルケア(子育てと介護の同時進行)真っ最中。


私たちが知っているアニメの磯野家とはまったく異なる現在の状況ですが、あくまでフィクションです。

原作の世界観と本書の内容は、まったく関係がありません。原作には感謝を込め、敬意を払って、本書の教材として使わせていただいています。

と「はじめに」で書かれています。

それぞれが自身の生活や家族のことに忙しく、親のことは気になりながらも「元気でいるな大丈夫だろう」と後回しになってしまう。
どこの家庭にもあり得る磯野家の現況です。


カツオの片付け開始!


散らかり放題の実家の様子に、波平の葬儀を実家で行うのは無理となりました。
せめて四十九日は家でやりたいとカツオは考え、片付け始めます。
が、一人で片付けているうちに、イライラが爆発!!

どこから手をつけていいのやら・・・
片付けても片付けても・・・
といった状態なのでしょうね。

そんなカツオに強力な助っ人たちが現れます。


カツオの幼なじみたちが大活躍


  • 花沢さん 花沢不動産の二代目社長。最近では「空き家ビジネス」まで始めたやり手実業家。

  • 早川さん 「実家片づけアドバイザー」として仕事をしている。片付けや収納の方法だけでなく、片付けるときの親とのコミュニケーションの取り方や、法律の専門家への頼み方などもアドバイスしてくれる。


カツオの大親友だった中島君は、「相続パート」で売れっ子ファイナンシャル・プランナーとして登場します。
カツオが大好きだったかおりちゃんは登場せず!笑笑。


「親の家の片付け」の入門書として最適


「相続パート」では将来フネが亡くなった後、実家を売るのか貸すのか誰かが住むのか・・・という問題も出てきます。
誰も住まない場合、「空き家問題」が生じる可能性も。

さらに実家の片付けによって見えてきたフネの生前整理の必要性にも触れています。

こんなふうに現在の日本の家庭でよくある「親の家の片付け」「遺産相続」「遺品整理」「生前整理」「空き家問題」といったことを、「磯野家」という誰でも知っている登場人物に語らせることによって、わかりやすく説明しているのがこの本です。


まとめ


私自身も今後3軒の親の家の片付け、処分が待っています。
今できること今はできないことをしっかり分け、家族だからこそできることに目を向けて、準備していきたいと思っています。

さらには息子たちに将来「親の家の片付け」で手をわずらわせることが少しでも減るよう、我が家の片付けも継続していきたいです。


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