息子たちが家から離れて夫婦2人の気ままな生活から、結婚30年以上たってからの同居生活、しかも介護付き。
当然のことながら、ライフスタイルが一変しました。
突然の同居のため準備の期間を持てず、とりあえず義父の寝室と収納スペースを確保しただけでのスタート。
その後は生活しながらあれこれ空間を整えてきています。
急なライフスタイルの変化によりストレスは少なくはありませんが、必要に迫られて断捨離できたものもあり、マイナス面だけではないと感じています。
同居・介護生活ををスタートさせた当初の記事です。
きれいで見えない収納よりも、見栄えの悪い見える収納が役に立つこともある
義父の収納スペース
義父は私たちの住まいからは遠距離の場所に一人暮らしをしていました。
急遽我が家に呼び寄せたため、衣類は当座必要なものと買い置きしてあった新しい下着類だけを持ってきました。
こちらで必要になったらそのときに揃えていけばいいと考えていたからです。
「きれいで見えない収納よりも、見栄えの悪い見える収納が役に立つこともある」という記事にも書いたように、私が使っていた押し入れ衣裳ケースのうち2つを義父の衣類収納スペースとしています。
デイサービス、ショートステイといった介護サービスを利用するようになってからは、必要な衣類が増えてきています。
また季節に応じた衣類も買い足しています。
冬物は厚みがあってかさばるので、2つの押し入れ衣裳ケースに収めるにはたたみ方、入れ方にも工夫が必要になってきました。
私の収納スペースの変化
義父と同居スタートしてからは、私は息子が使っていた部屋を使っています。
部屋には大きい引き出しと小さい引き出しが4段のローチェストがあります。
かつてはおもちゃを収納していた傷だらけの年季の入ったチェストです。
ここに私の日常の衣類を移動させました。
小さい引き出しにはまだ息子たちのものも入っていますので、私の収納スペースは大きい方のみ。
一番下にはスポーツクラブで着用するエアロビクス用のウエアを入れましたから、日常の衣類や下着類に使えるのは実質3段です。
ふだん使っていない季節ものの衣類は、今まで同様に押し入れの衣裳ケースに。
同じ部屋にすべての衣類がないので、衣替えのときには不便を感じています。
徐々にもっと便利に使えるよう変えていきたいとは思っていますが、少しずつしかできないのが今の生活の状況です。
生活の変化による必要性から生じた断捨離
秋の衣替えのときに夏物の半袖Tシャツやカットソー、ニットなどを押し入れ衣裳ケースに移動させ、長袖や七分袖と入れ替えました。
その際に長袖Tシャツを数枚処分し、ほかの衣類を整理することによって、衣裳ケース1つ分が空きました。
処分したTシャツはパジャマ代わりに使っていたもの。
そんなに何枚も必要ではありません。
収納スペースがあったので、多少枚数は多くてもそのままにしていたTシャツです。
思い切って処分しようと思ったのは、義父との同居で必要に迫られて。
義父の衣類を入れている衣裳ケースがぎっしりになってきたので、1つ空けばふだん使わない季節ものの衣類を入れることができます。
正直なところストレスだらけの同居・介護ですが、【断捨離】という側面から見ればマイナス面だけではないと気づかされます。
まとめ
収納スペースがあって自分自身がストレスを感じないのであれば、何が何でも断捨離、処分する必要はないと考えています。
迷うのであれば保管しておくのもいいと思っています。
でも必要に迫られて、背中を押されての断捨離もあるということを今回感じました。
その必要性が私の場合は義父との同居・介護生活。
気ままな生活からため息をつくことの多い生活へと変わって8ヶ月目。
不満ばかりを数えるのではなく、小さなプラス面に目を向けて気持ちを切り替えていく方が気分よく過ごせるだろうと感じています。
頭ではわかっていても、そう簡単に気持ちの切り替えができるわけではないのが現状ですけどね。
断捨離ランキング
片付け・収納(個人)ランキング