今の住まいに引っ越す際にも購入を検討しましたが、そのときは価格面で断念。
代わりに2種類の掃除機を購入して使い分けてきました。
「サイクロン式クリーナーとスティッククリーナー|掃除機2台の使い分け」という記事に書いています。
当時と今とでは生活環境が大きく変わりました。
今春より介護が必要となった義父と同居を始めたためです。
今回ルンバ980を購入した一番の理由は、義父の介護生活の中で時間を生み出すことへの期待感。
家電量販店で聞いた話や実際に時間を生み出せたのかどうかについて書いていきます。
ロボット掃除機の各メーカーごとの特徴(家電量販店での話)
- ルンバ(アイロボット・iRobot) オールマイティに使える性能で店員さん一番のおすすめ。
- ミニマル(日立) ルンバに比べて小さいサイズであることが特徴で、イスの脚の間にも入って掃除できるのがポイント。
- トルネオロボ(東芝) 抜群の吸引力がおすすめポイントのロボット掃除機。
- ルーロ(パナソニック) 三角形のフォルムで隅の掃除に強い点がおすすめポイント。
- ココロボ(シャープ) 家具や壁に当たる衝撃がやわらかな点が特徴だけれど、吸引力は少し劣るとのこと。
なじみの店員さんは「この子は・・・」「こっちの子は・・・」と説明してくれました。
「この子???」と思いましたが、実際に使ってみてその賢さに思わず「いい子だね」とつぶやいてしまうほど。
店員さんの愛着の気持ちがよくわかりました。
ルンバ980に決めた理由
- バーチャルウォール機能
- カメラ搭載
- 夫の助言も後押し
ルンバにはバーチャルウォール機能があります。
上の写真の部品を置くと、そこにバーチャルの壁ができてそこから先にはルンバが入っていかないというものです。
我が家はバリアフリーになっていて、廊下から玄関もフラットです。
玄関にはロボット掃除機に入ってほしくないため、このバーチャルウォール機能が必要と考えました。
この機能を使えば、例えばリビングの掃除でも「ここは進入禁止」という場所を指定できます。
お値段的には800シリーズの方がお得で気持ちは傾きました。
が、900シリーズにはカメラが搭載されていて、より高性能に部屋や掃除具合を判断できるという点に魅かれました。
「そうそう買い替えるものでもないだろう」
「介護生活では便利なものを使うことで、時間を生み出すのも大事だよ」
価格面で800シリーズがいいかな・・・と思っていた私の背中を押したのは夫の言葉。
まぁ、自分の父親の介護だという気持ちもあったことと思われます。
ルンバ980を導入して時間は生み出せた?
初日はずっとルンバについて回って観察。
その結果、時間を生み出すどころではありませんでした(笑)。
が、「次回からはお任せで大丈夫!」と思えるルンバ980の賢さを実感しました。
翌日は洗濯物を干している間に、和室から廊下、洗面所の掃除が終了。
同時に家事を終わらせることができて、十分に時間を生み出すことができると感じました。
デイサービスに行っている時間は自由に使えるとはいえ、その時間はわずか7時間ほど。
家事をして、買い物や金融機関へ行くなど外での用事を済ませたら、残りの時間はほんの少しです。
ルンバを使ったからといってすべての掃除から解放されるわけではありません。
それでも時間を効率的に生み出せることで、介護生活に余裕を感じられるのは事実です。
まとめ
春先から義父の介護・見守りが始まり、6月末から介護サービスも利用し始めています。
同居当初とは生活のリズムも形態も少しずつ変化しています。
「義父の介護で掃除の仕方に変化が!|こだわりを捨てればラクになる」という記事や「リビング、ダイニングの夏掃除は雑巾がけで|掃除機、モップをかけるよりラクな理由」という記事で、同居以降の掃除の仕方の変化について書いてきました。
ロボット掃除機を導入したことで、また掃除の仕方が変わってきています。
いつまで続くか先がわからない介護生活。
義父も私たち夫婦もともに少しでも快適な生活を送れるよう、介護サービスをうまく利用すると同時に、頼れる方法や道具には存分に頼っていきたいと考えています。
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