引っ越してきて約3年。
引っ越しの際にはいい機会だとかなりのものを処分してきました。
現在でも生活しながら少しずつ不要なものを処分するようにしていますが、「いつでもできる」という気持ちがないわけではなく、引っ越しのときのようなペースでは処分できていません。
そんなのんびりした気持ちではいけないと思わされるような出来事が年末にありました。
同年代の親戚が急に亡くなったのです。
何の前触れもなく突然。
目次
・私が片付ける理由
・私が断捨離する理由
・息子たちに負担をかけたくない
・「その日」は必ずやって来る
・まとめ
私が片付ける理由
片付けは特別な行事やイベントではなく、暮らしている中で必要なことの1つです。
そんな当たり前のことですが、何のために片付けるのかを考えてみました。
- すっきり暮らしたいため
- 快適な環境で暮らしたいため
- 家族がものの在り処を把握できるようにするため(私が留守でも、万が一のことが起きても)
日々の生活の中では、上2つをメインの目的として片づけをしています。
でも一番大事なのは3つ目だと考えています。
切迫流産で4週間入院したとき、虫垂炎の手術で1週間入院したとき、母の介護問題で実家に数週間ずつ度々滞在するとき・・・。
そんなときに家族の誰もがものの在り処を知っているということは、生活が滞らずに済むということにつながりました。
あるいは在り処を知らなくても、クローゼットや戸棚などを「開けたらわかる」という状態にしておくことが必要です。
OL時代に上司に言われた言葉を思い出します。
「自分だけがわかっていればいいんじゃない。誰が見てもわかるようにしておきなさい」
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私が断捨離する理由
断捨離をする理由についても考えてみました。
- 片付けをラクにするため
- 半世紀以上生きてきて、不要なものはもう持っていたくないため
- 将来自分がいなくなったときに、息子たちに片付ける手間をかけさせたくないため
ものが少なければ片付けるのもラクになります。
毎日の生活の中ではこの点を一番に考えています。
50代半ばになった今、断捨離や片付けをする上で重要視したいのが3番目です。
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息子たちに負担をかけたくない
実家と義実家、合わせて3軒の家の片付けや後始末が将来控えています。
90代、80代半ばと高齢になった親たちの様子を見ていると、本人たちには日常の片付け以上のことはできないのが明白です。
3軒の家のものの量を考えると、どれだけの労力が必要かと正直今からうんざりすることもあります。
そんな思いを息子たちにさせたくはないし、時間的にも不可能なことです。
これから先の断捨離、片付けの大きなテーマです。
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「その日」は必ずやって来る
年末に親戚が急に亡くなりました。
ある日突然に。
まだ50代後半。
私は年末に55歳になりましたが、年齢が近い分かなり堪えました。
いつ自分もそうなるかわからないという思いでいっぱいでした。
「片付けなきゃ、整理しなきゃ、処分しなきゃ」
お念仏のように唱えるだけでは何も解決しません。
が、日々の生活に追われているとそうなることもしばしばです。
毎日ひとつずつでも、1ヶ所ずつでもすっきりとさせていきたい。
年末の出来事に切実にそう思いました。
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まとめ
いつでもできる。
明日やればいい。
そんな気持ちで先延ばしにしてきたことがたくさんあるように感じます。
ものの処分もそのひとつ。
「引っ越す」という明確な目的があるときには、ことのほか作業がはかどりました。
生活がすっかり落ち着いてしまった今、はっきりとした目的がないと段々と腰が重たくなってくるのが私の実情です。
大きな目標ではなく、小さく区切った目標に向かってなら継続していくことができるでしょう。
「息子たちにかける負担を最小限に」という大きな目標に向けた小さなステップを具体的に明示し、モチベーションを上げていきたいと思います。
体が思うように動くうちしかできないことですから。
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