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3年前の秋に今の住まいに引っ越してきました。
妹もその数年前に引っ越しを経験。

先日電話でお互いの引っ越しのときのものに対する心境や、ものの処分の仕方などを語り合いました。
引っ越し準備をしているときの心持ちは、意外と共通しているものだと気づきました。


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引っ越しは「ものの処分」の絶好の機会


ものを片付けたり処分したりするのには多くのエネルギーが必要です。
とりあえず家の中にものが収まっていると、片付けや処分は後回しにしがち。
足の踏み場もないほどものがあふれているのでなければ、日々の生活が優先されますからね。

引っ越しとなると、それらのものすべてをいったんは出さなければなりません。
押入れやクローゼットの奥の方に入ってしまい、日ごろ目にしなくなっていたものも再び目にすることに。

新居に「いる」「いらない」、新居で「使う」「使わない」、新居に「入る」「入らない」など、それらをどうするか判断しなければならなくなります。


引っ越しは脳が「捨てモード」になる


妹と話していて共通していたのは
「引っ越しのときは、何か特別なエネルギーが出ていて捨てまくっちゃうよね」
という点です。

ものを処分しているとき、「捨てモード」になっているときは、通常とは異なる脳内物質が出ているのかしら・・・と思うほどです。

「あとで、何で捨てちゃったんだろうと思う」と言ったのは妹。
「あったはずと探してみて、捨てたことを思い出す。なくても別に困らないんだわと思う」と言ったのは私。
ここは姉妹でも異なる点です。

引っ越し後しばらく経ってから、捨てたことをすっかり忘れてしまって探すということが何度かありました。

「へ〜、私ってあのときそんなに潔く捨てちゃったんだ」
「ホント?どこか別の場所にしまったんじゃない?」

そんなことを考えながら探すけれどもどこにもない。
かといって、それがなくても生活に支障はない。
ってことは、処分してOKだったんだとようやく納得。
そんなことがたびたびありました。


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引っ越しでものを処分する方法


  • 使ってもらえる人に譲る

  • 先に引っ越しをした妹は、友人たちからの結婚式の引き出物の食器を私に送ってきました。
    若いころからのものですからいくつもありました。
    一人暮らしでは食器は自分の物プラスアルファでいいという思いだったそうです。

    そのときに妹が言ったのは
    「気に入ったものは使って。そうでないものは子どもたちの学校のバザーに出して」でした。
    次男の学校ではバザーがありましたからいくつも提出しました。


  • リサイクルショップなどで売る

  • 手間はかかりますが、フリーマーケットや買取店に出してで売る方法もあります。
    私は本を処分するのに買取店を利用しました。



  • ゴミとして捨てる

  • 人様に譲れるものでもなく売れるものでもなければ、最終的にはゴミとして処分するしかありません。
    処分の方法は自治体によって異なりますから注意が必要です。



引っ越しとものの理想的な関係


引っ越しが決まったら、荷造り前からものの行き先を決めるのが一番ラクです。
新居に持って行くのか、何らかの方法で処分するのか。

引越し間際になり荷造りに追われてくると、判断力が鈍る可能性があります。
あとになって捨てなければよかったと後悔しないためにも、判断力がしっかりしているときに行き先を決めるべきです。

新居と旧居とで収納スペースに差がある場合もあるでしょう。
広くなるならまだしも、収納スペースが狭くなるようなら持って行くものを慎重に決めなければなりません。

理想は必要なものだけ、気に入ったものだけを持って行き、収納スペースにもゆとりがあることでしょう。
なかなかそうはいかないのが現実ですが。

一番困るのは荷造りが間に合わず、とりあえず新居に持って行ってしまうことです。
夫がこのパターンでした。
衣類などの身の回りのものは別として、夫自身のものは自分で荷造りしたため最終的にはとりあえずで運んでしまいました。
自分の責任で片付けると言ってはいますが、まだ段ボールに入ったままのものもあります。


まとめ


引っ越しはものの整理や処分をするのに絶好の機会です。
秋は1年の中で引っ越しの多い時期の1つ。
ぜひともこの機会を上手に使って心地よい暮らしをスタートさせてくださいね。

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