布団わたを打ち直しながら長らく使ってきました。
出番が減った来客用布団
今までは4人の両親たちが宿泊するときに活躍してくれていた来客用布団。
義母は亡くなり母は認知症対応のグループホームで過ごす今、2人の父たちが我が家へ来ることもほとんどなくなり、出番は激減。
布団の処分を考えることもありました。
出番が減ったのに処分できない理由
すぐに処分できずにいた大きな理由は、母が用意してくれた母の気持ちがこもった布団だからということです。
来客用布団は圧縮袋を使っても、我が家の1間分の押入れの6分の1ほどのスペースを占めています。
スペース的には処分できたら押入れに余裕ができ、整理がしやすくなるでしょう。
悩んだ末に出した結論は、両親が生きている間はそのままにしておこうというものでした。
母の心を無下にはできませんでした。
迷ったら立ち止まってみる
来客用布団がなくても、必要ならレンタルしたり近所の宿泊施設を使ってもらったりする方法もあります。
元々持っていなかったら、迷わずそんな方法をとったことでしょう。
今手元にあるものを処分、断捨離するとき、私のように迷う人も多いでしょうね。
迷ったらとりあえずそのままにしておくのも1つの方法です。
時間が解決してくれることもありますから。
新たな出番がやってきた来客用布団
そんな中、来客用布団の出番が再びやってきました。
長男が結婚し、夫婦で泊まりで訪問してくれたからです。
今後は彼らが使うことになるでしょう。
使ってくれる人が現れたことで、ホッとしている面もあります。
それはきっと私がこの2組の布団を処分したくなかった気持ちの表れなのでしょう。
迷ったときに慌てて捨てなくてよかった。
そんなふうに思っています。
持ち物を減らしたい気持ちと捨てられない気持ち
50代になり少しでも持ち物を減らしてスッキリ暮らしたいという気持ちがあり、2年前の引越しを機に多くのものを処分しました。
もっと身軽になりたいという思いもあります。
それでも処分に迷ったら、一旦立ち止まってみることも必要なのだと感じました。
今手元にあるものは、30年という夫婦の歴史の一部なのですから。
迷い立ち止まり、悩み考えるながら、持ち物の見直しをしていきたいと思っています。
捨てようかどうしようか迷ったときに参考になるテーマです。
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