遠距離のものが多かったですが、現在の住まいへの引越しは初めての近距離。
同一市内での引越しです。
過去3回の引越しの際にはインターネット環境が整っていなかった頃ですので、1社ずつ電話でコンタクトを取って見積もりしてもらいました。
今回は17年ぶりの引越しで、初めてネットで一括見積もりを利用しました。
一括見積もりのメリットとデメリットを記します。
一括見積もりとは
ネットで見積もりを依頼できるサイトはいくつかあります。
一度に数社の見積もりを取ることができます。
【引越し見積もり】【引越し 一括見積もり】などのワードで検索すると出てきます。
サイトのフォームに必要な情報を入力します。
住所等の個人情報も入力しますから、ネット上での入力が気になる方は引越し会社各社に電話でコンタクトを取った方がいいかと思います。
引越し一括見積もりを利用するメリット
正直なところ、メリットはあまり感じませんでした。
最終的には訪問見積もりで細かな点を伝える必要がありますから、ネットの一括見積もりだけでは済みません。
我が家は最終的に3社の相見積もりを取るために、訪問見積もりに来てもらいました。
相見積もりを取る会社が決まっているなら、一括見積もりをする必要はなく、各社に直接連絡すればよいかと思います。
引越し一括見積もりを利用するデメリット
デメリットの一番は、引越し会社各社からの電話、メールでの連絡が凄まじい点です。
夜11時頃にネットで一括見積もりを依頼しましたが、その直後から連絡が入ってきます。
夜中でもお構いなしです。
引越し会社各社の対応
固定電話は普段は基本的に出ません。
ナンバーディスプレイに番号は出ますから、どの引越し会社からかかってきたのかはわかります。
その際に丁寧なメッセージを留守電に残してくれる会社と、無言で切る会社とがありました。
無言の会社にはその後こちらから見積もりの連絡は入れません。
留守電へのメッセージだけでなく、丁寧なメールを送信してくる会社もありました。
最初のコンタクトがどのようなものであるかは大事だと考えます。
初めがあまりに失礼な会社は、家財一切を預ける引越しにはふさわしくないと思いますから。
相見積もりによる各社の対応の違い
うんざりするほど強引な会社もありました。
自社が一番最初に見積もりできるよう強引に連絡してきたり、段ボールやガムテープを置いていったり。
他社と同席で訪問見積もりさせてくれと言ってきた営業マンもいます。
他社との比較検討の上で連絡を待っていますと、丁寧な(当然ですが)対応の営業マンもいました。
強引だった引越し会社は断ってからも引越しの数日前に連絡してきました。
「お引越しは〇月〇日でしたね」と。
担当者の単なる連絡ミスなのか、故意のなのかはわかりません。
が、見積もりの際の強引さを思い出すとちょっとばかり疑ってしまいます。
ちなみに段ボールやガムテープを受け取ってしまっても、それらは最終的に契約をした他社からでも返却してくれます。
受け取ってしまったからと言って納得のできない会社に大事な引越しを依頼せず、相見積もりの結果で引っ越し会社を選ぶのがよいかと思います。
まとめ
大事な家財一式を任せ、訪問見積もりや引越しのときに家の中に他人が入ってくるのが引越しです。
一括見積もりをしたということで相見積もりを取っていることを前提にしていますから、営業マンのその場の勢いに押されることのないようにしたいものです。
今回の事例はあくまでも我が家が体験したものです。
同じ会社でも担当者によっては対応が異なるかもしれません。
一事例としてとらえていただけますように。