我が家はマンションによくある「田の字型」間取りの3LDKです。
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田の字型とは?
マンションの共用廊下側に玄関があり、玄関からの廊下と水回りによって居室が左右に田の字のように振り分けられた間取りです。
3LDKによく用いられます。
和室とLDを隣り合わせてバルコニー側に設置するとLDは縦長に、LDをバルコニーに面して横長に設置すると和室が部屋全体の真ん中に位置するようになります(中和室)。
我が家の間取りは、玄関からの廊下を挟んで左右に洋室2室、中央にトイレ・バスルーム・中和室、バルコニー側にLDKという田の字型3LDKです。
中和室の長所
中和室にすると、バルコニー側すべてをLDに充てることができて明るいLDとなります。
またLDと和室間のふすまや引き戸などを開け放すと、和室も含めた広いLDとして使うこともできます。
LDからつながった目の届く和室で、小さなお子さんを遊ばせることもできます。
手も目も放せない年齢のお子さんがいる場合は便利に使えると思います。
ふすまや引き戸などを閉めると閉鎖的な部屋である反面、冬は暖気が逃げにくく温かい状態を保てます。
中和室の短所
中和室は窓がないため、採光と通風に問題があります。
暗く閉鎖的な和室になってしまいます。
赤丸の部分の引き戸で、廊下とLDと接しています。
中和室の短所をカバーする工夫・空気の通り道を作る
我が家では中和室を寝室として使っています。
日中は上図の赤丸の引き戸を開け放っています。
押入れもふすまを中央に集めて開けておいてあります。
さらに在宅中は扇風機のスイッチを入れ、LD側から入った空気が廊下側に出るようにしています。
この状態で湿気もたまらず、温度もさほど上がらず。
ボタンの付け直しなどのちょっとした裁縫や洗濯物たたみぐらいなら、エアコンなしでもこの和室で過ごせます。
採光に関しては、日中にこの部屋を使う場合はさすがに照明を点ける必要があります。
LEDのシーリングライトを使っていますので、節電・節約できているはずです。
中和室を涼しくする工夫・エアコンと扇風機の併用
中和室には窓がないためエアコンの設置は難しいです。
室外機を置く場所がありませんから。
その分、エアコンはリビングに大型を設置しています。
購入するときに家電量販店で間取り図を見せ、LDKと和室合わせて冷やすことのできる機種を選んでもらいました。
2014年秋当時、その大きさの機種があるメーカーは三菱、日立、ダイキンの3社ということでした。
値引等も含めて選んだのは三菱。
冷暖房とも29畳が目安のものです。
エアコンを使うときにも扇風機を和室とLDと2台併用して、効率よく冷気を循環させています。
その分、温度設定は高めでも大丈夫です。
まとめ
新築マンションを購入するなら、いくつかある間取りの中から選ぶことができます。
中古マンションの場合、希望の間取りが必ずしもあるとは限りません。
築年数や階数、駅からの距離など他の条件との兼ね合いで、間取りは妥協せざるを得ない場合もあると思います。
希望の部屋が見つかるまで購入を見送るか、ある程度のところで妥協するか。
各ご家庭での必要度や家に対する価値観に応じて決めることになるのでしょうね。
完璧に満足のいく間取りではないにしても、住みながらあれこれ工夫をして暮らすというのも楽しみ方のひとつではないかと思います。
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