2社から相見積もりを取って、リフォームを依頼する会社を決定。
工事開始前にまだまだやらなければならないことがたくさんありました。
天井と壁のクロスを選ぶにあたり、リフォーム会社の担当者からアドバイスされたことや気づいたことなどをまとめます。
中古マンションリフォームの壁紙選びのポイント
- 中古リフォーム特有の新旧のバランスを考えた壁紙選び
- 天井→壁→床へのグラデーションを考えた壁紙選び
- リフォームを目立たせない壁紙選び
中古物件をリフォームする場合、元々あるものと新しくするものとのバランスが大事です。
特に壁紙や天井のクロスは面積が大きい分、与えるイメージも大きくなります。
壁紙や天井のクロスは真っ白だけれどドアや枠などの建具や床が既存のものだと、クロスの白さが強調されて浮いてしまうこともあります。
真っ白よりもベージュやアイボリーがかった白を選ぶ方が、中古の場合は周囲となじみやすくなります。
お店や商業施設などの場合は、壁や天井にインパクトのあるカラーを選ぶことで個性が出ることもあるでしょう。
でも家はプライベート空間。
落ち着いた気持ちで過ごしたい場所です。
天井→壁→床の順に白さのトーンを落としていくと、空間に安定感が出るとリフォームの担当者から教えてもらいました。
一番白いクロスは天井に、ということです。
天井も壁も同じクロスにするなら選ぶ手間は省けます。
選ぶ楽しさも味わいたかったので、各居室はもちろん、トイレ、洗面所、廊下と張替えるクロスはすべて違うものを選びました。
限られた時間の中での作業でしたから、かなり大変ではありましたが。
クロスの張り替えは、古い壁紙を剥がしてから新しい壁紙を張る作業です。
剥がした下地が平らでない部分もあります。
薄手の壁紙だとそのでこぼこが目立ってしまうこともあります。
厚手の壁紙や、あえてでこぼこのある壁紙を選ぶことで目立たせなくすることができます。
リフォーム完成後、そのような箇所は確かにありました。
生活していく中でそれほど目立っているように感じないのは、選んだ壁紙の効果だと思います。
壁紙を新しくすると目立ってくる汚れ
壁紙が新しくなると、コンセントプレートやスイッチプレートなどの汚れが目に付くようになります。
リフォーム会社の担当者からは、交換するなら工事と一緒にしてしまうことを勧められました。
実際、この汚れがあとから気になるお客さんが多いとのこと。
1カ所に付きスイッチプレートは1,000円ほど。
コンセントプレートは2,000円前後。
このぐらいの価格なら・・・と思いお願いしましたが、交換箇所が結構ありました(^^;
参考までにかかった費用を記しておきます。
プレートの種類 | 数(カ所) | 単価(税抜) | 金額(税抜) |
スイッチ(シングル) | 8 | 1,000円 | 8,000円 |
スイッチ(ダブル) | 4 | 1,300円 | 5,200円 |
コンセント(ダブル) | 6 | 1,850円 | 11,100円 |
コンセント(ダブルET付) | 2 | 2,400円 | 4,800円 |
コンセント(200V) | 1 | 2,500円 | 2,500円 |
テレビコンセント/LAN | 3 | 7,500円 | 22,500円 |
テレビコンセント/TEL/LAN | 1 | 8,500円 | 8,500円 |
合計 | 25 | 62,600円 |
まとめ
壁や天井のクロスは簡単に決められると思っていましたが、想像以上に時間のかかる作業でした。
分厚いサンプル帳を何冊も繰りながら、気になるものに付箋を貼って。
そしてそこからさらに候補を絞っていく、という作業を繰り返しました。
サンプル帳の小さな見本だけでなく、大きなサンプルを取り寄せてもらうことができます。
大きさでイメージがかなり違いますから、気に入ったクロスはぜひ取り寄せることをお勧めします。
面積の大きな壁や天井のクロスは家のイメージ、部屋のイメージに与える影響が大きいです。
悩みながらも最終的には気に入ったものを選ぶことが一番だと思います。
そこに住む人が満足できることが何よりですから。