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リフォームのための見積もりを2社に依頼し、ショールームをいくつか見ながら設備を検討しました。
トイレはTOTOとLIXIL(リクシル)とで迷いましたが、最終的にTOTOのレストパルに決定しました。
決め手となった点について記します。
内容 ・床置きのレストパルと床から浮いているレストパルF ・タンクはどこに? ・キャビネットの収納力とすっきり感 ・「きれい除菌水」できれいが長持ち ・ひとつだけTOTOを選んで後悔した点 |
床置きのレストパルと床から浮いているレストパルF
選んだトイレはレストパルです。
このシリーズには、便器が床の上にある「レストパル」と便器が床から浮いている「レストパルF」とがあります。
選んだのは床置きの「レストパル」です。
レストパル レストパルF
レストパルFは床の上に便器がないので、床や便器下の掃除がスムーズにできます。
レストパルも便器の後ろがすぐキャビネットになっていてすき間がないので、掃除の際に手が届きやすく、また便器側面もでこぼこがないので掃除はしやすいです。
レストパルFを選ばなかった理由は2つ。
- 便器が浮いているのは感覚的に落ち着かない。
- 価格が高い(定価で10万円近い差があります)。
タンクはどこに?
パッと見ではタンクレストイレに見えるレストパル。
実際には、タンクは便器背面のキャビネット内に隠しています。
便器洗浄は通常は自動またはウォシュレットの操作パネルでですが、洗浄レバーはキャビネット内にありますから停電などの際には手動で流せます。
手洗いはキャビネット上部の隅に付けられています(左右どちらにも設置可能です)。
タンクが隠れているだけで構造はタンク付きのトイレと同じですから、手洗いの水は便器洗浄と連動です。
便器洗浄の水を流したときのみ手洗いは使えます。
スペースがあれば手洗いは別に付けたかったのですが、マンションのトイレはそれほど広くありません。
別置き手洗いは断念しました。
それでもタンクが見えない分、すっきりとした感じに仕上がります。
キャビネットの収納力とすっきり感
キャビネットの中央部分にはタンクが入っていますが、両サイドは収納スペースになっています。
キャビネット左側の下部には、配管や配線コードがすっぽりと入っています。
配管などが外に出ていないので、またキャビネットの中にゴミ箱や掃除道具、トイレットペーパーなどを入れることができるのでトイレ周りには何もなく、掃除の際に邪魔になることがありません。
キャビネットは細長い収納棚ですが、収納力があるためトイレ内がすっきりと見えます。
「きれい除菌水」できれいが長持ち
「きれい除菌水」とは、水道水を電気分解して作られた除菌成分を含む水です。
薬品や洗剤を使っていないので環境にやさしく、また時間が経つと水に戻ります。
トイレ使用前に水道水がミストになって便器に吹きかけられるため、汚れが付きにくくなります。
また使用後と8時間使用しないときに、きれい除菌水がミストとして吹きかけられるので、きれいな状態が長持ちします。
汚れが付きにくい特徴はありますが、もちろん掃除は必要です。
ウォシュレットの自動洗浄(ノズルの内側、外側とも)にも、このきれい除菌水が使われます。
便器同様、使用していないときにもノズルは定期的に洗浄されます。
常にきれいな状態を保てるというのは、トイレを使うたびに気持ちよく使えることにつながります。
さらにお手入れがラクになるので、言うことなしです。
ひとつだけTOTOを選んで後悔した点
十分比較検討してTOTOのレストパルを選び、使い勝手もよく満足していますが、ただ1点だけあとから気づいて残念に思ったことがあります。
それは、便座の表と裏の継ぎ目があることです。
ここは汚れがたまりやすく、落ちにくい場所です。
掃除のたびに念入りにこの継ぎ目の汚れを落とさなければならず、継ぎ目がなければなぁとたびたび思わされます。
リクシル(LIXIL)のトイレには、この継ぎ目がありません。
TOTOのレストパルと同じように、キャビネットの中にタンクを収納するトイレ・リフォレがありますので、こちらを選んでもよかったかと思います。
トイレのリフォームを検討されている方の参考になればと思い、付け加えておきます。
それでもほしい条件が一つの商品にすべて揃うということはなかなかありませんから、どこかで折り合いをつけるしかないですね。
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