どちらも受け取ってしばらく検討した上で、説明を受ける日を設けてくれました。
見積書の受け取り
1社はマンション購入の際に仲介してくれた不動産会社の関連会社A。
事務所は自宅から徒歩圏内にあります。
見積書の説明は、事務所を訪問して受け取りました(事務所訪問を選んだのはこちらの都合で)。
もう1社は不動産会社の担当者紹介のリフォーム会社B。
会社自体は隣県にありますが、営業担当者が近所に住んでいるということで自宅に届けてくれました。
見積書の内容
見積書にかかれているのは、主に下記のような項目です。
- 日付け
- 有効期限
- 工事内容
- 仕様、品番など
- 単価
- 数量
- 金額
- 備考(メーカーの金額や割引率など)
チェックすべきこと
- 有効期限
- 仕様、品番など
- 単価
- 値引率
- 「一式」と表示されたものはないか。
今後何回か見積書を提出してもらうことになりますが、それぞれの有効期限がいつまでかを確認しておく必要があります。
期限を過ぎると単価が変わったり、値引き率が変わったりすることがあります。
希望のものが使われているかどうかチェックが必要です。
同じ内容であるにもかかわらず、リフォーム会社によって単価が大きく異なる場合、理由等を確認する必要があります。
メーカーや設備の種類によって、また同じ設備でもリフォーム会社によって値引率は異なります。
もし「一式」と表示された工事内容が書かれているようなら、その内容を確認する必要があります。
他社と比較できないでなく、希望するものが入っているのか、余計なものが入っていないか、わからないからです。
後々のトラブルの元とならないよう、必ず確認したいものです。
諸経費って何?
リフォームの見積書の内訳の中に、「諸経費」という名称のものがあります。
とても大ざっぱでわかりにくい言葉です。
諸経費に入るものは、リフォーム会社や工務店によって異なるそうですが、この中に含まれる主なものは次のようなものです。
- 現場で発生する経費
- 会社で発生する経費
- その他、交通費や通信費、書類作成手数料など
つまり、諸費用とは「工事をするために必要な諸々の経費」ということになります。
その割合は、工事費用全体の5〜10%のところが多いということです。
実際に見積もりを依頼した2社の諸経費は、
A社:10%
B社:7%
でした。
リフォームの説明を受けて印象に残ったこと
初めてのリフォームに初めての見積書説明。
中古マンション購入費用よりはずっと少ないものの、リフォーム費用も大きな金額です。
事前にじっくり2社の見積書を比較した上で、頭をフル回転させながら説明を聞きました。
その中で特に印象に残った言葉は、
「職人さんの手当は削れない。現場の士気が下がるし、質の良い作業にならない可能性があるから」
というものです。
安い方がいいのは当たり前です。
そのためにも相見積もりを取っています。
でも、値引きによって工事の質が下がるのでは本末転倒です。
理想は質の良い快適な設備と質の良い工事を、適正な価格で提供してもらうことです。
そのためにも、担当者とのコミュニケーションが大事な要素になると思います。
・リフォーム会社の選び方5つと外せないポイント2つ
今後の予定
2社の見積書の説明を受けて、次にするのはショールーム見学です。
最初の見積書は、設備などは自分たちで選んだものではなく、予算に合わせてリフォーム会社で選んでくれたもの。
実際にショールームで確認し、どの設備にするかを決めます。
その上で、詳細な見積書を再度提出してもらいます。
夫の休みに合わせて予約を入れたため、見積書の説明からそれぞれ3週間後に行くことになりました。