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中古マンションなど、不動産を購入するときには物件そのものの費用以外にも様々な費用がかかります。
100万円単位の現金となりますので、定期預金や住宅財形貯蓄の解約など準備が必要なこともあるでしょう。

新築か中古か、マンションか一戸建てか、条件によって金額は変わりますが、物件購入価格の1割ほどかかると言われています。

今回中古マンションを購入するにあたり、現金で必要となった費用についてまとめます。
数字は我が家が実際に支払った金額です。


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住宅ローン関連費用


  • ローン保証料:207,690円

  • ローン取り扱い手数料:32,400円

どちらも融資実行時に必要でした。            


仲介手数料


544,320円
不動産会社を介して購入した場合にかかります。

仲介手数料は売買価格によって3つの区分に分かれますが、3つに分けて計算するのは面倒ですから、簡易計算式が使われます。
 売買価格の3.24%+6.48万円

我が家の場合、売買価格が1,480万円でしたから
 1,480万円×3.24%+6.48万円=544,320円(税込)
となりました。

これは上限として定められているもので、これ以上の金額を求められることはありません。
反対に安くなる場合もあるようです。
例えば仲介業者が売主と買主両方と契約している場合、1社が両方から仲介手数料をもらえるので交渉で安くしてもらうことはあり得るようです。
安さよりも、しっかり仕事をしてくれるかどうかで判断するのがよいかと思います。

支払う時期については売買契約をしたときに必要となる場合もありますが、我が家の場合は融資実行・決済の際に支払いました。


登記関連費用


228,590円
  • 所有権移転登記費用・司法書士報酬

  • 抵当権設定登記・司法書士報酬

  • 書類作成等業務に伴う司法書士報酬

  • 売買代金決済立会業務に伴う司法書士報酬

  • 登記事項証明書等費用・司法書士報酬

  • 登記完了書類返却手続き費用


228,590円の内、司法書士報酬(税込)だけで165,240円です。
自分たちでできないことをしてもらったのですから、手数料がかかるのは当然ですが、結構な金額ですね。

これも融資実行・決済時に支払いました。


固定資産税負担金


72,479円
固定資産税は毎年1月1日を基準に課税されます。
4回に分けて、もしくは1年分を一括で支払います。

そのため年の途中で中古不動産を購入すると、契約の時期によって売主さんがすでに払い済みの場合があります。
買主のその年の負担分を清算して、融資実行・決済時に支払いました。


管理費等負担金


17,856円
管理費と修繕積立金に関しては、契約月は日払いで計算し翌月分と合わせて現金で支払いました。
支払いは融資実行・決済時に。

翌々月からは口座振替ができるよう、マンションの管理会社に書類を提出しました。


火災保険料


265,700円
住宅ローンを契約した金融機関が火災保険加入を必須にしているなら、融資実行時に保険料が必要となります。
我が家の場合は住宅ローンの金融機関を通してではなく別途加入しましたので、後日口座引き落としで支払いました。


その他


  • 印紙代
  • 契約時に10,000円(契約書に貼付)
    金消契約(金銭消費貸借契約)時に20,200円(契約書に貼付)

  • 手付金
  • 物件価格に含まれますが、手付金として現金が必要になります。

  • 団体生命保険の保険料
  • 民間金融機関の場合、金利に含まれていることが多いですが、団体信用生命保険の保険料が必要な場合もあります。



消費税について


売主が個人の場合は、物件価格に消費税はかかりません。

消費税がかかるもの
  • 仲介手数料

  • 司法書士報酬

購入後にリフォームするなら、リフォーム費用には消費税がかかります。


物件価格以外に現金で必要だった金額の合計


物件購入時に必要だった現金の合計は、1,399,235円でした。
物件価格の1割前後必要と言われますが、実際にそのとおりの金額となりました。

このほかに手付金として事前に1,000,000円支払っていますので(この金額は購入価格の一部に充当されます)、実際には2,399,235円必要だったわけです。

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