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物件の内覧から64日目。
いよいよ住宅ローンの決済と物件引き渡しです。

今まで銀行関係の手続きは不動産会社の営業所で行っていましたが、決済は銀行で行われるため、この日初めてローン契約をした銀行へ出向きました。


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当日持参したもの


不動産会社から指示を受けて持参したものは下記のとおりです。

  • 印鑑(実印)

  • 融資を受ける銀行の通帳、印鑑(銀行印)

  • 運転免許証


この日は銀行から融資を受けて、購入物件の手付金を差し引いた残額を売主さんに支払います。
といっても目の前に現金が積まれるわけではなく(笑)、口座にお金が入ったり出たりするだけです。

決済に集まったのは・・・


銀行2階の小さな会議室のような部屋へ案内されました。
そこに集まったのは、売主さん、買主である私たち夫婦、両者の仲介不動産会社の担当者、銀行の担当者、そして登記手続きをしてくれる司法書士。

それぞれの紹介があった後、言われるがままに書類あれこれに署名、捺印を。
銀行関係の書類はそのまま行員が持って引き上げて行きました。

やがて戻って来た行員から受け取った通帳には、入金欄に融資された金額(融資金額から住宅ローンの諸費用が引かれた金額)が、出金欄には登記費用などの経費が記帳されていました。
そして一番下に、売主さんに支払う金額(手付金を差し引いた残り)が「出金」として記帳され、これで購入物件の決済がされたわけです。

売買代金のほかに必要な経費


  • 仲介手数料     544,320円

  • 登記費用      228,590円

  • 固定資産税負担金   72,479円 ※1

  • 管理費等負担金    17,856円 ※2

  • 住宅ローン諸費用  240,090円 ※3

 合計         1,103,335円
 
※1 引き渡しの日から翌年3月31日までの分です。
※2 引き渡しの日から翌月末までの分です。
   それ以降は口座引き落としになります。
※3 住宅ローン保証料 207,690円
   住宅ローン取り扱い手数料 32,400円   

これらの分、約1,000,000円を事前に口座に入金しておきました。
最終的に口座には100,000円弱が残りましたが、これは今後のローン返済の予備としてそのままにしておきます。

これ以外に火災保険の保険料がありますが、銀行を通して火災保険を契約しなかったので、保険料に関しては別途支払いになります。

所有権移転登記


このあと、所有権移転登記の手続きに移ります。
ようやく司法書士さんの出番です。

売主さんにはまだ住宅ローンが残っていましたので、決済後にローンの支払いを完済させ、抵当権の抹消を行います。
売主さん側の銀行の担当者も来ていましたので、その場で行われました。
抵当権が抹消された上で、所有権移転登記手続きです。

これも言われるがままに必要な書類に署名、捺印。
購入したマンションの所有権が夫に移ると同時に、抵当権が設定されます。

登記が完了したら、後日書類一式が自宅に郵送されることになっています。
我が家は引越しが数か月先になるので、登記名義人の住所は当時の住所になっています。
引越し後に名義人の住所変更手続きをしなければなりません。

売主さんとのやり取り


このあと売主さんとはマンションに関連する手続きをしました。

  • 鍵の受け取り

  • 宅配ボックスのカードの受け取り

  • 郵便ポストの番号と使い方の確認

  • 売買物件引渡完了確認書に署名・捺印



これで物件の引き渡しが完了です。
ひと息つく暇もなく、これからはリフォームの手続きをしなければなりません。

新しい住まいで暮らすのは、当分先になりそうです。

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