大学卒業後に数年勤めた企業を退職したときの退職金で買いました。
当時先輩社員に言われていたのは、「10年勤めるまでは、退職金は勤務年数プラスαぐらいよ」ということ。
まさにそのとおりの金額でした。
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修理をしながら使ってきたミシン
このミシンを買って10年ほど経ったころに、一度修理に出したことがあります。
子どもたちが小さくてミシンを使うのは危なく、当時はさっと片づけられる手縫いばかりをしていました。
ミシンなんて、子どもが興味を持って手を出しそうですからね。
ところが、久しぶりに使おうとしたら動かなくて。
まだまだ使えると思っていたので、修理に出すことにしました。
お店では見積もりを取ってくれて、金額に納得したら修理をという手はずに。
それほど大きな金額ではなかったので、修理をお願いしたところ、「頻繁に使わなくても、雑巾でいいからたまには縫ってあげてね。そうしないと動きが悪くなるから」と言われました。
その言葉に従って時々は使っていたものの、ここ数年は手縫いの方がラクでミシンを出すことはなくなっていました。
不具合が出たミシン
数年ぶりにに使おうとしたところ、動くには動くのですが、「押さえレバー」が不具合を起こしていました。
「押さえレバー」とは押さえ(写真の赤丸部分)を上げ下げするレバーです。
レバーを下げても押さえが上がったままの状態でした。
押さえが下がらないと、布が固定できないため上手く縫えません。
ミシンそのものは動くのに残念です。
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処分しようと粗大ごみの日まで保管していたところ不思議なことが!
30年以上前のものだし何年も使っていなかったので、この際だから処分しようと決心しました。
数週間後に粗大ごみの日があるので、まだ使えるボビンケースやミシン針を外して、その日を待つことに。
ところが!
粗大ごみの日の前日、ミシンを見ると押さえが下がっています。
もう一度試してみたところ、やはり押さえは上がったままでしたが、もしかしたら自分で修理できるかもしれないと思ったのです(何の根拠もありませんが)。
処分待ち状態のミシン
それから数日後、押さえレバーや押さえを自分でできる範囲で分解してみようと思ったところ、何もしていないのに直っています。
数日前には一瞬だけ直ったように見えましたが、今は違います。
レバーを何度動かしてみても、押さえが正常に上がり下がりします。
余り布で試してみたところ、何の問題もなく縫えます。
なぜ直ったのか、なぜあのときは不具合が起こったのか。
理由はまったくわかりません。
ミシンが「捨てられたくない!」と叫んでいたのかもしれません(あり得ませんが)。
というよりも、私の中に処分することへのためらいがあったのかもしれないと感じています。
購入した当時としては、高価なミシンではありませんでしたが、退職金の範囲内で買えるものとして選んだものです。
短い間でしたが、私が働いた証のようなものでもありました。
おわりに
このミシンを処分していたとして、その後に新しいミシンを買うつもりはありませんでした。
洋裁はしませんし、大きなものを縫うこともなくなっています。
もう手縫いで十分だからです。
でもせっかくまた動くようになったのですから、何年も前に修理してくれたお店で言われたように、時々は使っていこうと考えています。
まず手始めに、古くなったタオルケットでバスマットを数枚縫いました。
手縫いより確かに速い!
古くてシミ汚れのようなものも落ちなくなっていますが、しっかり働いてくれています。
細かな部分のホコリを払い、長年の感謝を込めて磨いておきました。
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