高齢の両親の二人暮らしから、数年前に母はグループホームへ入居。
現在は私、妹たちと3人で交互に実家を訪れ、父の生活サポートを続けています。
片付けのきっかけは父のひと言。
「食器が多いんだよなぁ」
親から言い出したときは、片付けのチャンスです!
まして「任せる」と言ってくれましたから。
なかなかものが減らない実家ですが、少しでも父が快適に過ごせるよう、食器の片付け、処分をしました。
親の家を片付けるときに気をつけていること
「親の家を片付けるときのNGワード・我が家の場合」という記事の中にも書いていますが、一番気をつけていることは、親の気持ちを汲むことです。
片付けを任されたとはいっても、あとで「そんなものも捨てちゃったのか・・・」という気持ちにさせるのはかわいそうです。
それぞれの食器には、父が知らない母の気持ちも込められています。
そんな母の思いを父に伝えながら、また父から母との思い出を聞きながら片付けをしました。
こんな記事も書いています。

処分対象とした食器
今回の片付けで処分の対象としたものは
- 欠けているもの
- ヒビの入っているもの
- 汚れが目立つもの
- 明らかに今後使わないであろうもの
- キャンペーンなどでもらったもの
です。
子どものころによく使っていた食器もたくさんありました。
私たちにも思い入れがあるものであっても、上記の条件に当てはまるものは処分としました。
例外としたのは、父が
「この食器はね・・・」と語り始めたもの。
思い入れが大きいのだろうと判断しました。
食器を出したついでに食器棚の拭き掃除を
実家では普段使いの食器は、シンク脇の棚に上に置いています。
それ以外は食器棚の中に。
今回そのどちらも片付け、整理をしましたが、特に食器棚の掃除は日ごろできていなかったので、ちょうどよい機会と思い拭き掃除をしました。
この食器棚は、次妹と母が一緒に買いに行ったものとのこと。
母のお気に入りの食器棚ですから、きれいにしておいてあげたいです。
普段使いに母のお気に入りの食器を
母は食器を集めるのが好きな人です。
現在はグループホームに入居していますから、そんなお気に入りの食器を使うことはもうありません。
母の分まで父に使ってもらおうと思い、普段使いの食器を置いている棚に、母のお気に入りの食器をいくつか並べました。
毎日使う方が母も喜ぶと思っています。
父も同意してくれました。
ただ今までとは違うものがあるため、
「これは電子レンジで使えるのかね?」と多少の戸惑いはあったようですが。
実家を訪れる妹たちと情報共有を
片付けをした食器棚の様子を写真に撮り、姉妹3人のLINEグループに送信しました。
それぞれが別々に実家を訪れて高齢の父の生活サポートをしているため、食器の新たな場所を把握している方が家事をするときに効率的なためです。
処分する食器はスーパーの大きめのポリ袋3袋分に。
それが置いてある場所と不燃ゴミの日も伝えました。
ゴミ捨ては父がしますが、食器は重いので娘の誰かが来ている日であれば、父の代わりに運んだ方が危険が少ないためです。
もっと減らしたいが一度に多く処分しすぎるのは危険!
もっともっと処分したかったというのが正直な気持ちです。
時間的な問題もありましたし今回はここまで。
また父に同意を得ているとはいえ、急に多くのものを処分してしまうと、心にモヤモヤしたものを残してしまうかもしれないと考えたのも、「もっと処分したい」という気持ちを残して作業をやめた理由です。
次につながる片付けの方がよいと判断しました。
まとめ
親が高齢となると、家の片付けが問題になってきます。
跡を継ぐ人がいるようならまだしも、最近は核家族が多く、子ども世代も別に世帯を構えていることの方が多いです。
50代後半の私は、自宅の片付けもまだ続いている状態です。
それでも今一番気になるのは、夫の実家と私の実家、そして父が所有するマンション、計3ヶ所の片付けとその後の処分のことです。
手をつけられるところから少しずつ・・・でもなるべく早めに・・・と考えています。
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